AI成り立ち講座 · 第7回 / 全8回 · 約8分
いまのAI:考えて、道具を使うAIへ
2024年から2026年にかけての大きな変化、「考えてから答える」「道具を使って作業する」AIを見ます(2026年10月時点の情報です)。
▶ 動画は準備中です。下の文字起こしで、同じ内容を読めます。
文字起こし
1見る・聞く・話す
最近のAIは、文字だけでなく、画像を見たり、声で話したりもできるようになりました。スクリーンショットを見せて「このエラーはなに?」と聞ける。これはとても便利な変化です。
この回は、2026年10月時点の情報をもとにお話しします。この分野は変化が速いので、あとから見たときは、少し古くなっているかもしれません。
22024年:考えてから答えるAI
2024年の秋ごろから、答える前に、頭の中で順番に考えるAIが登場しました。「推論モデル」と呼ばれることもあります。
すぐに答えるのではなく、手順を組み立てて、途中で自分の考えを見直してから答える。そのぶん時間はかかりますが、算数や、プログラムのような、順番に考える問題に強くなりました。
32025年:道具を使って作業するAI
もうひとつの大きな変化が、AIが「道具を使う」ようになったことです。検索して調べる、ファイルを読んで書く、コマンドを実行する、パソコンの画面を操作する。
2024年の終わりには、AIとさまざまな道具をつなぐための共通の決まりごと(MCP)が公開され、2025年には、Claude Code のように、パソコンの中で実際に作業をしてくれるAIが広く使われるようになりました。こうしたAIを「エージェント」と呼びます。
42026年のいま
2026年には、Claude 5 シリーズをはじめ、各社から新しいモデルが次々に登場しています。とても長い資料をまとめて読めたり、何時間もかかる作業を、途中で確かめながら最後までやり通したりできるようになってきました。
「質問に答えるAI」から「仕事を任せられるAI」へ。いま起きているのは、そういう変化だと感じています。
5人の役目は変わったか
AIができることが増えても、「何をしたいか決める」「結果を確かめる」「最後に責任を持つ」のは、今も人です。
わたしも毎日AIに作業を任せていますが、確認の画面を読むことと、大事なデータの控えを取ることは、欠かさないようにしています。しくみと歴史を知っておくと、新しいものが出てきたときにも、落ち着いて受け止められると思います。
やってみよう
道具を使うAIを体験してみましょう。
(Claude Code で)このフォルダの中身を調べて、何がどこにあるかを表にまとめてください。