AI成り立ち講座 · 第2回 / 全8回 · 約7分
ルールで考えるAIと「冬の時代」
人がルールを書くAIの成功と限界、そして「冬の時代」を見ます。
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文字起こし
1ルールを書けば賢くなる?
初期のAIは、人が「もしこうなら、こうする」というルールを書いて、それを組み合わせて考えるやり方が中心でした。
パズルを解いたり、定理を証明したりと、ルールがはっきりしている問題では、目覚ましい成果をあげました。
2最初の「冬の時代」
ところが、現実の世界は、ルールで書き切れないことだらけです。ことばの翻訳や、写真の中のものを見分けることは、思ったようにはいきませんでした。
期待が大きかったぶん、がっかりも大きく、1970年代には研究のお金が減ってしまいます。これが最初の「AIの冬」と呼ばれる時代です。
3専門家の知識を詰めこむ
1980年代には、医者などの専門家の知識をルールとして詰めこんだ「エキスパートシステム」が注目され、実際に会社でも使われました。日本でも、国を挙げた「第五世代コンピュータ」という大きな計画がありました。
AIは、ふたたび盛り上がります。
42度目の冬
でも、専門家の知識をルールに書き出すのは、とても手間がかかります。例外も多く、知識を足すほど、作るのも直すのも大変になっていきました。
1980年代の終わりごろから、AIはふたたび冬の時代を迎えます。「人がルールを全部書く」やり方の限界が、はっきりしてきたのです。
やってみよう
身近なルールで、ルールの限界を考えてみましょう。
「迷惑メールを見分けるルール」を、人が「もし〜なら」の形で書くとしたら、どんな例が作れますか? そのやり方の限界も教えてください。 できたらチェック
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