SHIP · 全12回 · 1回10分くらいで読めます
作ったものを、出して届ける講座
作れる人から、出して届けられる人へ。AIのおかげで、1人でも作れるものが一気に増えました。その一方で、作りかけばかりが増えて、外に出したものは増えていない、ということが起きます。この講座では、作りかけを数えて削り、配り方を選んで出し、作る過程を記録して届け、無理なく続けるところまでを、12回で進めます。
こんな人向け:AIを使って、アプリや仕組みを自分で作れるようになった人。作りかけはあるのに、外に出したものが少ない人
この講座を読み終えると、こんなことができるようになります。
- 同時に進める数と、1つが出るまでの時間の関係を計算して、作りかけを2つに絞れる
- 期限を先に決め、最初の1人に要るものだけを残して、いちばん小さく出せる
- 配り方(App Store・直接配布・誰でも手に入る形)を選び、出す手順を道具にできる
- 作る過程を記録して発信し、自分の場所を元にして、数える数字を1つに絞れる
- 小さく定期的に出すリズムと、やめ方を決めて、消耗せずに続けられる
どの回にも、仕組みの説明、出典、答えのある演習、よくある思い違いがあります。少し難しいと感じるくらいの深さにしています。専門用語は、初めて出たところで括弧に説明を付けるか、※番号を付けてページの終わりの用語メモで説明しています。作る側の講座は AIエンジニアリング講座・実践編 です。
履修 0 / 12 回
第1部 · 序章なぜ出せないのか
作れるのに出せない理由を数で確かめ、出し方の段を決める。
第2部 · 削る削る
期限を先に決め、最初の1人に要るものだけ残し、同時に進めるのは2つまでにする。
期限を先に決めて、範囲のほうを削る
「できたら出す」と考えている限り、出す日は来ません。作っているあいだに、いくらでも足したいことが出てくるからです。この回では、Basecamp 社の開発の進め方「Shape Up」の考え方を借りて、期限を固定し、範囲を削る進め方を身につけます。
読む →最初の1人に要るものだけを残す。完成の条件を先に書く
期限を決めても、「何ができたら出してよいか」が曖昧だと、作業は終わりません。この回では、最初の1人の使い方から完成の条件を逆算し、作る前に書いておきます。AIエンジニアリング講座の「合格の条件を先に決める」を、出すための判断に使う回です。
読む →同時に進めるのは2つまで。やめる一覧を作る
第1回で、抱える数が多いほど1つが出るまでの時間が延びることを計算しました。この回では、実際に抱える数を減らします。進めるものを選ぶ基準と、選ばなかったものを安心して置いておく方法を決めます。
読む →第3部 · 出す出す
配り方を選び、出す手順を道具にし、出したあとに壊さない。
配り方を選ぶ。App Store・直接配布・誰でも手に入る形
Mac のアプリを人に渡す方法は、大きく3つあります。どれを選ぶかで、かかる費用、待ち時間、自分が引き受ける仕事が変わります。この回では、Apple のドキュメントを根拠に3つを比べ、作りかけごとに配り方を決めます。
読む →出す手順を道具にする。版の番号・変更の記録・確かめる一覧
出す作業には、版の番号を付ける、変更を書く、組み立てる、確かめる、配る、といった地味な手順が並びます。1回ずつ手でやると重く、だんだん出すのが億劫になります。この回では、その手順を決まった形にして、何度でも同じように出せる道具にします。
読む →出したあとに壊さない。データ・更新・声の受け取り口
出したあとがむしろ本番です。使う人の手元には、自分の手元とは違うデータと環境があります。この回では、出したあとに起きやすい事故を3つに分け、出す前に用意しておく仕組みを決めます。
読む →第4部 · 届ける届ける
作る過程を出し、自分の場所を元にし、数えるものを1つに絞る。
作る過程を出す。届けるのは、出した日より前から始まる
アプリを出した日に、急に使う人が現れることはまずありません。届ける準備は、作っているあいだから始まっています。この回では、作る過程そのものを記録して出すやり方と、何を書けば読む人の役に立つのかを考えます。
読む →1つの素材を、いくつもの場所へ。まず自分の場所に出す
記事、SNS、動画、メール。発信の場所が増えるほど、1つずつ書く手間も増えます。この回では、1つの素材をいくつもの場所に合わせて出す方法と、その元を自分の場所に置いておく理由を考えます。
読む →測って、続ける。数えるものを1つに絞る
出して、届け始めたら、うまくいっているかを確かめたくなります。ところが、測れるものはたくさんあり、全部を追うと疲れて続きません。この回では、今の段に合った数えるものを1つに絞り、週に1回だけ見る形にします。追跡の仕組みに頼らない測り方も考えます。
読む →第5部 · 総括まとめ
小さく、定期的に、やめ方も決めて、消耗せずに出し続ける。
「5世代」は業界の公式な区分ではなく、学ぶための整理のしかたです。第7部のサービスや機能は2026年10月時点の情報で、名前や内容は変わることがあります。