第8部 まとめ · 第20回 / 全20回
使わない勇気 — 5世代の選び方
最終回です。5つの段と、そのあとの仕組みをどう選ぶのか。そして、選ばないという判断について。
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5段のおさらい
第1 指示の書き方/第2 前提をファイルに/第3 確かめる仕組み/第4 くり返す/第5 判断を構造に。そのうえに、2026年の「AIが地図を描く」「何日も働く」「仕組みごと借りる」が乗っています。上に行くほど扱える仕事は複雑になり、同時に作る手間も増えます。
選び方はひとつだけ
今、自分がぶつかっている壁は何か。それを受け持つ段を使う。再現しないなら第1・第2、確かめられないなら第3、続かないなら第4・第5。壁がないなら、のぼらない。
上の段が正解ではない
5つの段は「古い・新しい」ではなく「単純・複雑」の並びです。日報づくりを第5世代で作ったら、それはただの作りすぎです。合っているかどうかだけが基準です。
迷ったときの3つの質問
①これは何回くり返す仕事か ②失敗したときどれくらい痛いか ③この仕組みの止め方を今説明できるか。3つ目に答えられないなら、まだ作らないでください。
明日からの一歩
まず、第1世代の5原則を1週間使ってみる。次に、毎回説明していることを5行だけファイルに書いてみる。この2つで、多くの人は十分な変化を感じるはずです。そこから先は、壁が出てきてからで大丈夫です。
この講座でいちばんお伝えしたかったのは、「必要な分だけ設計すればいい」ということです。道具に振り回されず、自分の仕事に必要な段を、自分で選ぶ。わたしもまだ、その途中にいます。
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