第5部 ループ · 第12回 / 全20回
ループエンジニアリング — L1・L2・L3
第4世代、ループです。第3世代で作った「1回で完結する仕組み」を、時間にそってくり返します。ここで、人の仕事が「指示する」から「設計する」に変わります。
履修 0 / 20 回
人の仕事が変わる
これまでは毎回指示していました。これからは、いつ・何を・どこまで自動でさせるかを決めます。
専用のコマンドがあるわけではない
ループという名前の特別な機能があるわけではありません。中身は「決まった時刻にプログラムを動かす仕組み」と「短いスクリプト」の組み合わせです。パソコンにもともと入っている機能(Mac なら launchd など)で作れます。毎日動く仕組みにする
自律度は3段階
L1:見て、報告するだけ(何も変えない)。L2:下書きや提案まで作り、人が承認して確定。L3:実行から確認、納品まで自動。右に行くほど便利で、同時に危なくなります。
必ず L1 から
しばらく報告だけを受け取り、その報告が正しいと確かめてから L2 に進みます。最初のうちは、思っていたのと違うことを必ずします。それを安全な段階で見つけるための順番です。
外に出すものは L2 で止める
SNSや記事の完全な自動公開は、おすすめしません。規約に触れるおそれと、間違いが外に出たときの痛手の両方があるからです。人が最後に承認することを残すこと自体に、価値があります。
確かめないループは、事故をくり返す
ループがくり返すのは回数だけで、品質はくり返してくれません。確かめる仕組み(第3世代)を飛ばしてループにすると、悪いものを速く大量に作り続けます。
わたしの毎朝のブリーフ(予定やメールのまとめ)も、最初は「読んで報告するだけ」の L1 から始めました。今も、外に出すものは自分が承認する L2 で止めています。
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