第6部 グラフ · 第15回 / 全20回
グラフエンジニアリング — 判断を構造にする
第5世代、グラフです。作るための回ではなく、「こういう世界がある」という地図として読んでください。
履修 0 / 20 回
考え方
仕事を、小さな作業のかたまり(調べる・組み立てる・作る・確かめる)に分け、作業と作業を線でつなぎます。作業をノード、つながりをエッジと呼びます。全体が1枚の地図になります。
一本道との違い
①分かれ道を構造として書ける ②複数の作業を同時に走らせて、あとで合流できる ③条件を満たすまで引き返す動きも書ける。前回の「もし〜ならの迷路」が、地図として整理されます。
状態を1か所に集める
すべての作業が、共通の「入れ物(状態)」を読み書きします。途中経過がばらばらにならず、どこで何が起きたかを追えます。
図として見られる
作った構造から、図を出せます。自分で理解しやすくなるだけでなく、人に説明でき、引き継げます。
代表的な道具
LangGraph などのライブラリがあり、Python でプログラムを書きます。第4世代まではパソコンの機能で作れましたが、ここからはプログラムを書く必要が出てきます。更新が速い分野なので、書き方は公式の資料で確かめてください。
この段が要るとき
- 分かれ道・同時進行・人への引き継ぎが同時に絡む
- 多段階の制作の流れを丸ごと仕組みにする
要らないとき(止まっていい)
- 日報や監視(第4世代で十分)
- ひとつの道すじで終わる仕事
次の第7部で見るように、2026年には「グラフを人が描かず、AIがその場で描く」仕組みも出てきました。それでも、グラフの考え方(分ける・つなぐ・状態を1か所に)を知っていると、何が起きているかが読めます。
読めたらチェック
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